結婚イベントで楽しみなことのひとつが前撮りですよね。
結婚式当日とは別の日、主に挙式より前の日に、衣装を着て記念撮影を行います。
昨今は前撮りのサービスが充実しており、衣装やシチュエーションも豊富にあり迷うところだと思います。
特に、撮影スタジオで撮るか、有名な庭園や公園、海などのいわゆるロケーション撮影をするかは悩むポイントでしょう。
スタジオ撮影、ロケーション撮影、どちらが良い悪いはありません。
それぞれのカップルのニーズに合う撮影方法を選んでください。
ということで、それぞれのメリットデメリット徹底比較3本勝負!
ロケーション撮影
★メリット
1.開放的な空間で撮影できる
景色の良い場所や想い出の場所で撮影ができる。これがロケーション撮影最大の醍醐味でしょう。
撮影スタジオが撮影場所として提携している有名な日本庭園や公園の他、スタジオによっては個人の自由な場所で撮影ができる場合もあります。
海や草原、あるいははじめてデートした街中…なんてことも、撮影するスタジオ会社によっては可能です。
綺麗な衣装を着て外で撮影することは、特殊な仕事をしていない限りそう滅多な機会ではありません。
はじめは恥ずかしい気持ちもありますが、撮影が進むにつれてどんどん楽しくなってきます。
2.撮影シーンが豊富
ロケーションだと色んな風景が楽しめるので、自然と撮影のバリエーションが増えます。
風景に合わせて自然とポージングも取りやすいのがポイントです。
同じポーズばかりでも、景色が少し変わるだけで印象の違う写真になります。
ただ並んで歩くだけでも、それをコマ撮りで撮影すればそれだけで雰囲気の良い写真の出来上がりです。
カメラを前に自分でポージングを決めるのはちょっと恥ずかしい方にはうってつけですね。
3.写真映えのする風景で撮影できる
スタジオだとバックが撮影用のパネルであることがほとんど。
スタジオの中にちょっとしたセットがあるところもありますが、写真の見栄えとしてはマンネリになりがちです。
趣のある日本庭園や綺麗なお花畑、はたまた一面真っ青の海、テーマパークのお城の前など、
雄大で美しい写真が撮れるのは外だからこそです。
★デメリット
1.天候に左右される
晴れていれば綺麗に撮影ができますが、せっかくのお祝い事の写真で曇りや雨となると写真の見栄えは一気に変わってしまいます。
天候が悪い場合は、スタジオ撮影に変更になる場合が多いです。
日程変更でのロケーション撮影は、スタジオにもよりますが予約状況があるので難しい場合がほとんどです。
最近では曇り場合は写真加工で明るくみせたり、あえて雨でも傘をさして、逆に雨天を利用した美しい写真を撮影してくれる場合もあります。
2.人目にさらされる
ロケーション撮影は、ほとんどが貸し切りではありません。
その場合、一般のお客さんも通常通り施設利用や歩いている中での撮影となります。
人の目が気になって撮影に集中できない、見られるのが恥ずかしいという場合はスタジオ撮影をおすすめします。
私もはじめは見られるのが嫌でしたが、通りすがりの方々から「おめでとう」とたくさん声をかけて頂いたのはとても嬉しかったです。
でも遠くから隠し撮りされていたのは勘弁でした笑。
3.ヘアメイク、着付けが崩れがち
撮影中もヘアメイクさんがお直しをしてくれるので、大幅にくずれるということはあまりありません。
ただ夏場の暑い時期ですとどうしても不可抗力で崩れがちになるので注意が必要です。
私は5月上旬に和装姿で撮影しましたが、しょっちゅうコールドスプレーを吹きつけてもらって汗対策してました。
スタジオ撮影
★メリット
1.天候に左右されない
決まった日時に必ず撮影できるのがスタジオ撮影の良い点でしょう。
ロケーション撮影の場合雨天日程変更になる場合もあるので、多忙な方にはスケジュールが乱れることがなくなるのでおすすめです。
2.人目を気にせず、撮影に集中できる
クローズドな空間で撮影するので、撮影に集中できます。
ロケーション撮影の場合、前述の通りどうしても人の目が気になってしまい、自然な笑顔が出なかったもします。
カメラマンさんなど少数のスタッフさんと自分たちだけの空間なら、気兼ねく撮影ができますね。
またカメラマンさんが、笑顔や色んなポーズを引き出そうと色々と声をかけてくれるので、人目を気にせず、その声かけに存分に乗っかれるのが良いでしょう。
3.小道具が使いやすい
ガーランドやバルーン、花束、または自分たちの想い出の品などを持ち込んで撮影しやすいです。
ロケーション撮影の場合も持ち込める場合がありますが、持ち込み点数が決まっていたり、はたまた自由持ち込みでも持ち運びに限度があるので、
小道具が使いづらい場合があります。
スタジオでは、自由に設置したり小道具を使って多様なポージングをしたりと、フォトジェニックな撮影が可能です。
★デメリット
1.ワンパターンになりがち
クローズドな空間での撮影になるので、どうしてもポーズがワンパターンになってしまいます。
小道具を使うことで変化をもたすこともできますが、ポージングは尽きがちです。
あらかじめ色んなポージングやテーマを決めておくと、色んな表情やポーズの撮影ができるでしょう。
2.背景がマンネリ
1色ないし2色などの撮影パネルであったり、ちょっとしたスタジオセットがあっても、代わり映えのないバックになりがちです。
小道具やポージング、表情などで写真に変化を持たせると、あとで見返した時に見応えがでるでしょう。
3.気分の切り替えが難しい
基本的に同じ場所で撮影をするので、撮影のテンションも上り下がりは大きくないでしょう。
ロケーションであれば、風景が変わったり外の刺激で撮影気分も変わったりしますが、スタジオ撮影は自分たちで意識的に気持ちを持っていく必要があるでしょう。
カメラマンさんが気分を上げたり、良い表情を引き出すためにたくさん声をかけてくれるので、それに上手く乗ったり、
小道具で気分を変えていくのが良いでしょう。
まとめ
撮影したいシチュエーションや着たい衣装、カップルの性格などによって、
ロケーションなのかスタジオか異なってきます。
また撮影してもらうスタジオ会社の条件によっても、お値段や場所、衣装の雰囲気や写真の雰囲気も変わってきます。
自分たちのニーズに合わせて、素敵な前撮りを行ってくださいね。
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