保育士実技試験・造形を合格レベルにする私がやった練習方法

スポンサーリンク
保育士試験造形練習 保育士試験

 

わたしは保育士実技試験の造形で35点で合格しました。

ややぎりぎりの合格点ですが、合格は合格!

筆記試験の時も同じように考えていましたが、試験の目標は合格点をとること。

 


けっして100点をとることが目標ではありません。

造形の練習をはじめた頃、他の人の絵を参考にしたくていろんな人の作品を探して見ました。

 

みんなうまい!!

とくにSNSとかにあげている方の絵は総じてレベルが高いように思います

筆記試験終了から実技試験まで約2ヶ月前後。

その短期間で画力を上げることは少し難しいと考えました。

そこでわたしは「合格点に持っていくにはどうすればいいか」を考えて造形の練習をすることにしました。

この記事でわかること


・保育士試験実技試験の造形の勉強ポイント

・練習方法の具体的な例

・わたしが練習で描いた絵

 

スポンサーリンク

登場キャラクターをきめる

保育士試験実技試験の造形では当日に絵のお題が発表されます。

その文章の中で「誰を」「何人」描くが指示されます。

 

例 2歳児の子ども3名以上、保育士1名以上を描くこと。

 

どんなお題が来ても、保育士と子どもは必ず描くことになるので描くキャラクターをパターン化しておきましょう。

過去問の傾向をみると、「子ども3人以上、保育士1人以上」がほとんどなのでだいたい以下のパターンで統一することができます

・保育士2人
・子ども4人

この6名分のキャラの描きわけを自分の中で決めておきましょう。

 

つぎに描き分ける子どもの年齢ですが、次のように大きく分けました

・0歳(ねんね期、ハイハイ期)

・1歳(歩きはじめたくらい)

・2歳~3歳(キッズなりたて、少し背低め意識)

・4~5歳(キッズ、少し背高め意識)

各年齢に対して4人ずつキャラをパターン化しました。

 


描きわけのポイントは一目見て別の人物だとわかること!

凝った絵柄じゃなくていい。むしろシンプルで。

自分が一番描きやすいパターンを追及しました。

子どもの書き分けは男女2人ずつで、あとはヘアスタイルだけ決めておけば、等身をかえることである程度年齢別の描きわけにできます。

初心者はこれで十分!

保育士造形

↑わたしの保育士の先生2名の描き分け。実際にこどもたちがお世話になっている保育園の先生をイメージしました。

保育士造形

↑4〜5歳児の描き分け。

子どもは年齢別の描き分けは身長や体のバランスで。あとは全年齢に共通して男女の描き分けはヘアスタイルと眉毛で描き分けました。

 

本番と同じ枠サイズで描く

実技試験の本番当日はA4サイズの紙の中の縦横19センチの枠内に描くことになります。

日頃の練習でも同じサイズの枠で練習しましょう。

意外と練習期間は短いので日頃から試験本番と同じ枠で練習することで、書き込みのサイズ感などの感覚を身につけましょう。

描いてみると意外と人物をもっと大きく描かなきゃ!とか、余白あまりがちになるな!とかがわかります。

 

とにかく色んなシーンを練習する

保育士試験造形

試験本番当日までなんのお題が出るかはわかりません。

練習したことのないシーンが出題されるとアタフタしますね。

過去問や保育のシーンで想定されるあらゆる場面を練習しましょう。

練習するときはもちろん試験本番と同じ枠サイズで。

 

上の画像は「園庭での鬼ごっこ」を想定して、はじめて練習で描いた1枚です。

直すべき課題が山盛りの1枚ですね・・・おはずかしい

●私が練習したシーン
・過去問
・園庭での鬼ごっこ
 

時間がない方は過去問は目を通すだけにして、過去問とはちがうシーンの練習をしましょう

過去に出題されたシーンと同じ問題は出にくいと思われます

 

場所の風景画を決めておく

保育士試験造形

どんなお題が出るかはわかりませんが、「保育現場」のシーンが出ることは変わりありません

そう考えると風景はある程度固定化できます

その風景をどんな風に描くかあらかじめ決めておくと本番では迷いません

私が決めた風景の例

・園庭

・保育室

・ホール

この3つさえ押さえておけばほぼ大丈夫でしょう

↑上の画像は保育室。(しっかり描きこんだものが残っていなかったので、雑なラフですみません…)

保育室は、壁面に窓・園児の作品・棚・給食袋をかけるフックを描きこみ要素として決めていました。

 

塗りより線画の練習をメインで

線画さえ決まってしまえばあとは塗るだけで早いですが、構図と線画をばしっと作り上げるのになかなか時間がかかります

正直、塗りではそこまで点数に大差は出ないのではないかと思ってます

試験本番はある程度きれいに塗り込める時間さえとれればよいと思います

よっぽどひどい塗りでない限りは、普通に丁寧に塗っておけば合格ラインでしょう

それより、いかにお題に沿ったきれいな構図、書き込みができるかどうかが勝負!

●私がやった練習方法

・時間を決めて構図・線画を描く練習する

 本番では塗りまでの時間は20分と自分の中で決めていたのでその時間内で

 

・時間無制限でいろんなシーンのラフ画をたくさん描く

 

造形試験の本番で出されそうなお題を想定して、以下のシーンを練習しました。

園庭鬼ごっこ
ままごと遊び
保育室のお掃除
避難訓練
異年齢保育 0歳×4歳
手洗いうがい
調理実習
ホールで楽器の演奏
ホールでお誕生日会
歯磨きの練習
健康診断
歯科検診
ホールで劇の練習
園庭で運動会かけっこ
動物園へ遠足
水族館へ遠足
ピアノお遊戯
公園遊具遊び
動物ふれあい
パネルシアター
ペープサート
三輪車
交通安全教室
お泊まり保育
消防車見学
公園で砂遊び
水遊び
トイレトレーニング
0歳保育ルーム
3歳マット遊び
かくれんぼ
鉄棒
0歳給食
保育参観
お迎え
お見送り
お年寄りと一緒に遊ぶ
芋掘り
お絵かき
新聞紙遊び
お正月遊び
餅つき
なわとび

これだけやって当日はやったことないシーンが出題されるから造形はこわいですよね…!
(紙芝居のシーンが出題内容でした)
 

塗りの練習は試験2週間前くらいから

丁寧に塗る練習は本番2週間前くらいから始めました。

それまでは、できた線画にざざっと塗るだけにしていました。

理想を言えば1枚の絵を最後まで完成させることがよいのですが、家事育児仕事に追われて時間がありませんでした

 

夜の2時間くらいしか練習時間なかった…

きちんと塗る時は本番の時間を意識して時間内に塗り終わるように練習しました

やってみるとよくわかるのですが、試験時間45分はめっちゃ短い!

陰影をつけたり、丁寧に塗り込みしてる時間はあまり取れないです

だからこそ、時間内で「きちんと紙面すべてを塗りつぶす」練習をしましょう

 

これが意外とむずかしい・・・!

思った以上に塗る範囲多いし、塗り残しでてきたりね…

 

使う色のパターンを決めておく

どんなお題がでるかはわかりませんが、おおまかなシーンの場所は想定できます

その場所や登場人物で使う色をあらかじめ決めておきましょう

そうすれば本番で色選びに迷う時間も減って、スムーズに塗りに入れます

●私が決めていた色のパターン例

・線画=濃い茶色

・人物の表情=黒

・園庭の土=黄土色

・園庭のフェンス=深緑

・保育室の壁面=黄土色

・保育室の壁=黄色

・幼児の髪色=茶色

・保育士の髪色=こげ茶

・保育士のエプロン=ピンク

・幼児Aの服=青・緑

・幼児Bの服=ピンク・水色

・幼児Cの服=黄色・えんじ色

・幼児Dの服=紫・緑 

 

さいごに 

保育士試験造形

造形の練習はとにかく描いて描いて描きまくること!  

絵が苦手な人は何パターンかポーズのみの絵の練習をするのもよいでしょう。

まず一番最初の練習は本番と同じ時間で1枚の絵を仕上げてみること。

そうすれば、何が今の自分の課題かが見えてきますよ。

↑写真は「園庭での砂遊び」をテーマに描いてみた1枚です。

園庭はこの写真に描いてある背景でいつも固定化してました。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました