令和2年の保育士試験後期試験にはじめて筆記試験を受けました。
全問選択式のマークシートである試験なので、受験するための持ち物としては至ってシンプル。
鉛筆と消しゴム、受験票さえあれば問題は解けます。
ですが、慣れない会場で試験本番の緊張する空気の中ベストなコンディションで受験するには色々な準備が必要です。
筆記試験初受験で一発合格できた私の筆記試験当日の持ち物をご紹介します。
1.絶対に持っていくもの
①受験票
なにがなんでも絶対に忘れないようにしましょう。
万が一忘れた場合は会場の本部で再発行手続きができますが、試験前の貴重な時間によけいな手間をくうだけです。
気持ちの動揺も大きいでしょう。
家を出る前に2度3度と持っているか確認しましょう。
②鉛筆
濃さはHB~B。本数は5~6本程持っていきましょう。
1日最大5科目なので、1科目+1本前後あれば十分だと思います。
シャーペンはやめましょう。
マークシートを塗るのに時間がかかります。
数秒の差かもしれませんが、この差はでかい!
③鉛筆削り
私は100均で売ってる手のひらサイズのものを買いました。
当日芯を削り直すことはありませんでしたが、念のため。
ちなみにこの100円鉛筆削りで、造形の実技試験にも持っていきました。
④消しゴム
よく消えるものを選びましょう。
新品を買って持っていく場合は、少し使い慣らしてからのほうが使いやすいと思います。
といいつつも、普通の消しゴムが苦手な私はノックタイプのものを使いました。消えますが、やはりちょっと跡が残りますね・・・
⑤時計
試験会場に時計はありません。
これを忘れると完全に命取りです。
(試験監督による試験開始30分後、試験終了10分前のアナウンスはある)
携帯電話、アラームのなるもの、置き時計は使えません。
私は電池切れして動かなくなったときのために、腕時計を2つ持っていきました。
⑥昼食
休憩時間中に買いに行ってもよいですが、私は持ち込むことをおすすめします。
長時間の休憩はこのお昼の休憩のみ。
午後からの科目の最後の復習にゆっくり時間をさけるチャンスなので、買いに行く時間のロスはなくしたいと思いました。
おにぎり2つ、卵焼き、プチトマトのさっと食べれる簡単なお弁当持っていきました。
あんまり詰め込みすぎると眠たくなるかも…⁈
⑦飲み物
お茶1本、ジュース1本持っていきました。
実際はペットボトル1本分しか飲みませんでしたが、リフレッシュ用に味のちがう2種類をもっていくのをおすすめします。
飲みすぎるとトイレに行く回数が増えてしまうので注意。
2.おすすめの持ち込み品
①体温調整できる衣類
・冷え性の方は靴下
・カイロ
4月試験も10月試験もどちらも季節の変わり目で日によっては肌寒かったり、ちょっと暑かったりと試験当日まで気温がよみにくい時期です。
さらに試験会場によって環境や室温が異なります。
寒いなー、暑いなーとちょっと不快感を感じながら問題を解くのと、快適なコンディションで問題を解くのは、全然ちがいます。
早めに会場の自席について、コンディションを確認しよう!
ちなみに私は10月受験。秋晴れで暖かい日でしたが、コロナ対策で窓や扉が全開。
会場は少し肌寒かったです。
下着に厚手のパーカー、ロングスカートとその下にレギンス、服装で行きました。
アウターは休憩時間の時だけはおり、試験中は脱ぎました。
あったかすぎるより、少し肌寒いくらいのほうが頭の回転的にはよいかなと思ったからです。
(でもちょっと寒すぎたので、もう1枚くらい下に着ておけばよかったかな)
②チョコレートなど甘いもの
脳みその回転には糖分を使います。
甘いものを食べることでリフレッシュにもなります。
試験が終わるたびにチョコを食べてました。
休憩時間もランチの後にお菓子をもぐもぐ。
小袋に包装されているお菓子が食べやすくてよかったです。
ちなみに私が持って行ったのは、
・紗々 チョコレート
・カントリーマアム
・アルフォート
全部、個包装になっているものを買いました。
③アルコール消毒液
会場入り口にありますが、自席でご飯やお菓子を食べる前やトイレに行った後などに。
試験会場には本当にたくさんの人が来られているので、消毒はこまめに行いましょう。
④ハンカチ、ティッシュ、ウェットティッシュ
ハンカチ、ティッシュは常に持っていると思いますが、意外と持ち歩いてないのがウェットティッシュ。
食べる前後にあると便利です。
⑤音楽、イヤホン
リフレッシュしたい時に。お気に入りのプレイリストを作っていくのもおすすめです。
⑥小さいゴミ袋
昼食やお菓子のゴミ入れに
⑦大きめのゴミ袋
これは声を大にしておすすめしたい!
自分のカバンを入れて床に置くためのゴミ袋です。
机にカバンフックがない場合がほとんどです。
自分のカバンは自席の下に床置きするよう指示されます。
カバンを床に直接置きたくない場合はあるとよいと思います。
⑧お守り
願掛けに
3.持って行ったテキスト
私は市販のテキスト・問題集だけ使った独学でした。
参考書が上下巻の2冊、問題集が3冊の合計5冊持っていました。
全部のテキストを持っていくのは重いしかさばるので厳選しました。
・上下巻のテキスト2冊のみ
試験前の休憩時間にチェックできる時間はせいぜい10~15分前後です。
(トイレの待ち列に巻き込まれるとさらに短い。テキスト見ながらトイレ待ちしてる人もたくさんいました)
この限られた時間に効率よく最後の復習ができるように、試験直前にチェックする項目をあらかじめメモや見たいページに付箋をしておきました。
さいごに
忘れ物をしないことに越したことはありません。
絶対に必要なものを忘れてしまうとタイムロスですし、心の動揺が大きいです。
ただ忘れ物をしたからと言って当日受験ができないわけではありません。
受験票を忘れた場合は本部に行けば再発行してくれますし、鉛筆・消しゴムを忘れても最寄りのコンビニで買えます。
持ち物チェックリストを作っておくことで忘れ物を防ぐことができます。
また当日も時間に余裕を持って行動しておけば、忘れ物に気づいてもあわてずに対応できると思います。
試験において一番大切な持ち物は時間と心の余裕かもしれませんね。
コメント