保育士試験の独学難易度とは。なぜ難しいのか。実際にやってみて感じたことと独学合格ポイント

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保育士試験独学難易度 保育士試験

保育士試験の勉強を独学でがんばろう!と思っても本当に自分はできるのか不安になりますよね。

 


スクールも通信もなかなかお値段がはるのでできれば独学でやりきりたい。

 

 


でも実際どれくらいの難易度なんだろう。
現実的に独学で合格できるかな。

いろいろ心配ごとがよぎりますね

私はお金に余裕がなかったので独学をするしかなくて、市販のテキストを使って勉強してなんとか1回で合格することができました。

この記事では

・実際に保育士試験の独学勉強をして感じたこと。
・保育士試験独学での合格ポイント
をまとめてみました。
 

保育士試験の全体の合格率約20%前後と言われています。

近年の保育士試験合格者推移

一般的な資格試験と比較すると合格率は低めです。

 

そもそもなぜ保育士試験の合格率は低めなのでしょうか。

それにはいくつかの理由があります。

 

 

保育士試験の合格率が低い原因
  • 一次試験の筆記試験を9科目全て合格しないと2次試験に進めない(全9科目6割以上の得点で筆記合格)→一次試験のハードルが高い

  • 一部不合格科目があった場合、合格科目は合格そのままで3年間持ち越しチャレンジできる。→ゆえに数回にわけて受験して合格する作戦の人がいる

  • 一発合格を狙うにしても科目数が多すぎる、範囲が広すぎるので単純に難しい

などの理由があげられます

ここで注目したいのが、合格科目を3年間持ち越しで次回以降不合格科目のみ試験にチャレンジできるという点です。

「合格した科目は次回以降は3年の間は再受験免除」というシステムはとてもありがたいことですが、実はここに魔がひそんでいると考えます…!

 


それは、1回不合格になっても大丈夫!またできる!という気持ちを生むこと。

このシステムがあるとないとで、合格率は大きく変わってくると思います。

考えてみてください。

大学受験のように1回ぽっきりの試験であれば、何がなんでも合格すべく人はがんばります。

でも不合格になってもまたチャレンジできる、合格した科目は取り消しにならないなら、「この科目は受かればラッキー!次回がんばる!」と心の余裕が産まれて勉強に手抜きがうまれる人がいると思います

なかには最初から前期で筆記4科目合格+後期で筆記5科目合格というように、最初から分割合格作戦で行く人もいるでしょう。

 

おそらくこの合格持ち越しシステムがなければ、合格率は少し上がると思います。

保育士試験の合格率は難しさにもありますが、合格するための個々人の作戦によって左右されているとも言えると思います

独学だろうが通信・スクールだろうが、勉強しなければならない量にちがいはないので、勉強方法による難易度はほぼ変わらないと考えます。

 

保育士試験独学の難易度。実際にやって感じたこと

合格率が独学・スクール・通信などにおいて、それぞれ大きな違いはでにくいとは思いますが、それでもひとりで勉強となる独学は孤独ですし、勉強慣れしない人によっては非効率な部分もあるでしょう。

実際に私が独学で保育士試験にチャレンジして感じた難しさをあげてみます。

 


独学の難しいと感じた点
  • 勉強をひとりで進める孤独感
  • 叱咤激励してくれる相手がいないのでモチベーションを保つのが難しい
  • 質問相手がいない
  • テキストを読んでもいまいちわからないところも質問する相手がいないので、それすら自分で解決するしかない
  • ネットで調べたり、動画を見たりと遠回り
  • やっていることが本当に正しい勉強方法なのかわからない
  • はじめのうちはテキストの読み込みとわからないなりに問題集を説いていくことの繰り返しになるので、本当に身についているかがわかりづらい
  • 科目数と範囲が多すぎるゆえ、遠回りな勉強方法をしてないか不安になる
  • スクールや通信ならもっと効率的な勉強方法を教えてくれるのではと不安になる

独学の難しい点はわからない時や不安な時、聞ける相手がいないということですね。

 


ひとりで判断してやる勉強方法に正しい努力ができているのかが不安になります。

解決方法

snsで勉強仲間をつくる

Twitterなどsnsで同じ保育士試験受験仲間を作ると、心強いです。

sns上で交流するもよし、試験に対する行き場のない想いをsns上で吐き出すだけでも不安な気持ちが楽になります

 

アウトプットをしっかり行う

ひとりでやっていると身についているかわからない不安感は実戦をすることで解決していきましょう。


ずっとテキストの読み込みや暗記ばかりのインプットではいけません。

本当に身についているかは問題を解くアウトプットをすることで、はじめてわかります。

アウトプットをたくさん行い正解をたくさん重ねていくことで自分のやっていることに自信がついていきます

 

解決方法はシンプルですが、この2つをしっかり守ってやりぬけば、心の負担も少なく、また少しづつではありますが確実な解答力が身に付きました!

 

保育士試験独学での合格ポイント

保育士試験を独学でやろうと考えたときに、とまどってしまうのはやはり

・科目数が多すぎること(9科目)

・1科目あたりの範囲が広いこと

があると思います。

これ全部ひとりで習得できるのかな…⁈

多すぎて終わるかな…

そんな不安がわいてきますよね。

わたしもそうでした。

 

でも落ち着いて構えてみましょう。

次のことをしっかり行えば独学での合格は可能です。

 

私はこれで独学一発合格できました!

独学合格へのやるべきこと

・最低でもテキストは試験1ヶ月~1ヶ月半前には1周しておくこと

・そのために、1日あたりテキストを何ページこなせばいいか割り出すこと

・テキストは必要最低限の事項なので、取りこぼしのないように。

 

独学で不安な要因は前述した通り、ひとりで膨大な試験範囲をやりきれるのかという点にあります。

でもそれは見通しが立ってないからこその不安です。

テキストは最低でも2周はしないと習得・整理(アウトプットもありき)できません。

試験日までにテキスト2周するには1日あたりどれくらいのページ数を捌けばいいか目標をたてましょう。

その時のポイントは

ギリギリで計画を立てない
少し前もって計画をたてること

計画は必ずと言っていいほど崩れます。

勉強しようと思ってた日に風邪をひくかもしれない、やる気がでなくてできないかもしれない、家事や仕事でできないかもしれない。

色々あります。

カツカツで計画するとうまくいかなかった時に立て直しが大変なので余裕を持って計画をたてましょう。

そして、独学合格に置いて1番大事なことは、とにかく基礎をとりこぼさないこと!

 

これにつきます!

保育士試験の各科目合格ラインは6割です。

1科目でも6割未満だとその科目は不合格という厳しさですが、この6割という基準は一体何なのでしょうか。

 


私が考えるに、これは基本をおさえた時の点数だと思います。

 

実際に保育士試験問題をみて感じたのが、難問はあれど、基礎事項や落ち着いて解けばちゃんと正当できる問題がほとんどです。

つまり試験ではしっかりと基本をとりこぼさなければ各科目合格できると考えました。

じゃあその基礎ってどの部分なの?

それはズバリテキストの範囲です。
 

え…めっちゃ広。

そうなんです、めっちゃ範囲広いんです。

保育士試験の手強いところは、テキストに載っていないことがちょこちょこテストに出てきたりします。

なので、最低限テキストの範囲だけはおさえておく必要があります。

 


なかなかの量ではありますが、必要最低限だと思ってください。

そして私は前知識無し・一般常識なしのダメダメ人間なのですが、市販のテキストだけをとにかくやりこんで、独学3ヵ月で模擬試験合格6~8割までもっていけました。

 

テキストで知識習得

問題集・一問一答・過去問

間違えたところの再確認と再暗記

 

この繰り返しで基礎を定着させて独学でも合格ラインにたどりつけます。

 

保育士試験独学難易度のまとめ

独学で保育士試験に挑戦して思ったのは、独学は難しくありません。

きちんと計画をたてて、テキストを丁寧に1ページ1ページ理解をしていくことで、通信教育と大差はありません。

保育士試験の難易度をあげている、科目数の多さと範囲の広さも、

・早くから勉強にとりかかる(最低でも3~4ヶ月前)
・丁寧にテキストを読み込み、とにかくアウトプットの練習をする

これらでクリアすることができます

大切なのは毎日のコツコツ努力!

範囲が広い分、継続した努力が必要です。

やった分だけ得点できるようになるので、ぜひ負けずにがんばりましょう!

 

 

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